こんにちは!
1200時間ファスティング・フィニッシャーの藤原真寿美(ふじわらますみ)です!
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Contents
・卵は1日1個は問題ありません
鶏の卵のコレステロールは約250mgです。
日本人の平均的なコレステロール摂取量は300mgですから、
それに比べると卵1個から摂取される
コレステロールは確かに多く感じますね。
では、コレステロールとは一体どんなものなのでしょうか。
コレステロールは脂質(ししつ)の仲間です。
脂質の大半を占める中性脂肪は、
身体の中でエネルギーとして利用され、
あまったら体脂肪として蓄積されます。
しかし、コレステロールは、エネルギーとしてではなく、
細胞の構築成分として利用されます。
DHA同様、ひなの成長の為には
たくさんの細胞成分が必要です。
そのために多量のコレステロールが
卵の中には多く含まれているのです。
コレステロールは体内でも合成されます。
その量は意外と多く、
食事から吸収されて体内に入る量に比べて
3~7倍もあるのです!
合成量はしっかりと体内で制御されていて、
食事からの摂取が多ければ少なく、
少なければ合成量は多くなります。
身体の中に卵1個分のコレステロールが入ったとしても、
それよりも遥かにおおくのコレステロールが
体内で作られているわけですから調節は容易です。
・心臓病のリスクもほとんど差なし!
「卵をまったく摂取しない人と卵を食べる人との間には、
虚血性心疾患などのリスクにほとんど差は無かった」という
研究結果がたくさん出ています。
ということは!
卵は1日1個は食べて大丈夫ということなのです!
卵白には血中のコレステロールを
低下させる作用があることも知られており、
コレステロール以外の卵成分も
この結果に深く関係しているのかもしれません。
卵には、成長に欠かすことの出来ない
ほとんどの栄養素がバランスよく含まれています。
特に良質のタンパク質、ビタミンA、B2,Dなどの
栄養素は豊富です。安価で調理性もよく、
毎日食べても飽きないという素晴らしい食材の一つです。
卵にはレシチンと呼ばれる
脂質成分が豊富に含まれています。
レシチンは細胞の膜を構成する成分であり、
さらに、レシチンに含まれるコリンという成分は
神経の働きを正常に維持する為に働きます。
やはりこれもヒナの成長に欠かすことが
出来ないものなのです。
・結論:卵はビタミンC以外の栄養素をバランスよく含む完全栄養食!
食べ過ぎはよくありませんが、
卵は手軽でとても身近で栄養バランスも優れた優秀食材。
血糖値も急激に上げたりしにくい食材ですので、
間食などにぜひ積極的に取り入れてみてくださいね!