こんにちは!
1200時間ファスティング・フィニッシャーの藤原真寿美(ふじわらますみ)です!
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・揚げ物にすると半分近く流出!
調理方法によってEPAとDHAの摂取量は変化します。
サンマの内部温度を75℃になるまで調理した際の
EPAとDHAの残存率を調べた研究によると、
グリルではそれぞれ92%、87%、
フライパン焼きでは80%、85%、
揚げでは51%、58%でした。
揚げた場合はEPAとDHAともに約50%が揚げ油に流出して、
植物油(揚げ油)由来のリノール酸が衣への吸油により増加して
脂肪酸バランスが大きく変化します。
特に素揚げやからあげに比べて、
天ぷらやかき揚げなど衣の割合の高い調理法では
植物油の吸油は増え、エネルギー量も高くなります。
エネルギーのとりすぎを避け、
EPAとDHAをより多く摂取するためには、
できるだけ衣の少ない揚げ物を選択すると良いでしょう。
いずれにしても、揚げ物は脂肪酸バランスの問題だけではなく、
エネルギー摂取量も高くなります。
ですから、
せっかくのEPA・DHA源である青魚を食べる時は、
グリルかフライパンでの焼き調理にしましょう!